医師の仕事の話

ところで多くの人が尊敬し、あこがれの対象としている医師ですが、その医師とてロボットではありません。ロボットや機械のように感情もなく、機械的に患者の医療をこなしているわけではありません。当然ながら医師とて感情を持つ人間です。医師だけではなく看護士や看護婦など、病院で医療の仕事に従事する人たちもみな人間です。そしてまた言うまでもなく、医師が病院で相手にする患者やその家族も、当然ながら人間であり、感情や主張、それぞれの考え方を持っています。ここまで引っ張っておいて何が言いたいのかと言うと、医療行為はそれを行う側も受ける側も、全て人間が行うことです。勿論医療の過程で様々な薬品や機材、消耗品等が使われますが、それらを選択するのも、使うのも、操作するのも全て人間です。従って時と場合によって人間同士のエゴとエゴがぶつかることもあります。それが人間同士のトラブルに繋がることもあります。医療現場の現実の世界を覗いてみると、病院内で医師や看護士らの医療スタッフと、患者やその家族とが揉め事を起こすことも少なくありません。それがエスカレートすると、場合によっては医療訴訟にまで発展することもあります。病院でそんなことが起こっているのか…と驚かれる人もいるでしょうが、残念ながらこうしたことが少なくないのも医療現場の現実です。
ところでどうしてこのようなトラブルが起こるのでしょうか。その原因として、私達がまず思い浮かべるのが、医師のミスによる事故、或いは関連のスタッフのミスが引き起こす事故といったところでしょうか。ですが実際のところ医師やスタッフの治療レベルが低くて、それによってトラブルが引き起こされると言うことではありません。勿論そうしたケースもあるにはありますが、意外にも思えるかもしれませんが、決してそれはトラブルの第一の要因ではありません。では医師やスタッフではなく患者の側に問題があるのでしょうか。患者やその家族は確かに医療の知識に関しては無知な場合が多いです。ですがかといってトラブルの患者やその家族の病気に対する理解が足らなくて、それによって医師と患者の間でトラブルが起きてしまうとは一概には言えません。また医師や看護士等の医療行為に何か重大な落ち度があったということでもありません。勿論医療で使用する機材や薬品に何か問題があったということでもありません。ここまで話を引っ張ってしまいましたが、実は医療の現場で起こる医師と患者の間のトラブルの多くが、医師と患者とのコミュニケーション不足に起因していることによります。わかりやすく言い換えれば医師と患者との間に意思疎通に問題があるわけです。コミュニケーション不足が生み出すミスや落ち度、或いは齟齬といったものは、どの会社でも学校でも、はたまた家庭でも生じるものです。それは病院、即ち医療の現場でも同じことが言えます。

治療行為は決して医師の一方的な行為ではありません。医師の診察、判断が非常に大切で、それに正確さが求められることは言うまでもありませんが、同時にそれに対する患者の理解も重要になってきます。いわば医師と患者の両者が互いに意思を疎通させ、考えを一致させることが大切になってくるのです。野球やサッカーでチームワークがばらばらだと試合に勝てないのと同じように、治療の世界でも同じことが言えるのです。医師と患者との間で互いの理解、信頼がなければ治療行為も上手くいかず、理想的な結果が得られないことは言うまでもありません。

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2014/9/25 更新